F1マクラーレンが奇跡的に優勝するシナリオ

前回、ハンガリーのレースで最速を奪ったのはマクラーレンのアロンソだった。
しかもそれは最終周でのこと。
つまり、マクラーレンのマシンは相当数を周回してもデグラデーション(タイヤの性能劣化)が他チームと比べてダントツで少ないということである。

今回のベルギースパはパワーサーキットのひとつのため、前評判ではメルセデスが圧倒的に有利だと言われている。
ただ、メルセデスは高速コーナーサーキットでの後輪のデグラデーション問題が解消できていないという話も残っている。特に路面がそれほど綺麗ではないスパではタイヤへの負担は少なくない。

とすると、今回、メルセデスは予選のスーパーソフトタイヤを何周使えるか。およそ8周程度であろう。全集会が44周の中で、その後、ソフトで36周を走るのは絶望的。つまり、2ストップだ。

一方、マクラーレンはデグラデーションが少ないため、14~16周まで引っ張れるとすると、1ストップが可能である。
ピットストップ時間は20秒。
さて、マクラーレンが奇跡の優勝を飾るとするには下記のとおり、奇跡的な偶然が重なる必要がある。
・マクラーレンがスタート後、トップ6直後7番手を維持していること。
・他チームがピットストップして8周時点でトップに出ていること。
・9周目から16周目までにセーフティーカーが出て、直後にマクラーレンがピットストップ。8位程度を確保していること。
・他の先行チームの内3、4、5、6がスーパーソフトで22周程度でピットストップすること
・1、2位のチームはソフトコンパウンドだがタイヤのデグラデーションが激しく、タイムが落ちていること
・30周程度で2回目のピットストップを行うこと。(この時点でマクラーレンがトップ)
・マクラーレンのデグラデーションが最小に抑えられ、抜かれる前に周回を終了すること
というわけでポイントはやはり途中でソフトコンパウンドのチームを自力で抜けること。
その時点で破たんしているかもしれませんが、レースペースがよいマクラーレンに奇跡が起これば、優勝も夢ではない、というお話でした。

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