東京ゲームショー2018レポート

■今年の東京ゲームショーはeスポーツ元年
今年のテーマを挙げるとすれば、それはeスポーツでしょう。メインステージや各ブースでeスポーツを掲げて参加者がプレイで競っていました。
それに合わせるかのように、周辺機器メーカーもこぞって出展。特にゲーミングチェアのブースが大小含めて10か所以上あったように思います。

私もそろそろ椅子を買い替えようと思っているところだったので、いろいろ確認してみましたが、ほぼ100パーセントが中国製でした。
ただ、明らかに中国メーカーとわかる製品は、つくりが安っぽい。
確かに値段は数割安いが、とてもおすすめができないものです。
同じ形でも、その価値を見誤ると泣くことになります。私も必死に考えているところです。

■VRはどこまで進んでいるか
数年前から騒がれ続けているVRゲームですが、プレイステーションVRは好調な売れ行きを示しているとは言えない状況です。
今年もVR専門のエリアが設けられる中、各メーカーはそれを活用するのではなく、オリジナルのVR機器を中心に提案合戦が続いていました。

しかし、画期的な進歩には程遠く、派手なアトラクションも単なるアミューズメント施設ものといった感じ。
誰でも楽しめるといったものはアピールすらありませんでした。
彼らにとっては、VRはまだ研究テーマでしかないのでしょうか。

■任天堂の製品が
今年は久しぶりに任天堂スイッチのゲームソフトも展示されていました。例年は、任天堂は別のイベントを実施しており、東京ゲームショーには展示がありませんでした。意外な違いだったと言えましょう。

■スマホゲームは意外に静か
毎年、賑わしてくれていたスマホゲームのメーカーが出展はしているものの、とても大人しいものでした。スマホゲームは興亡が激しいため、ちょっと儲かったから大々的に展示するといった趣向が下火になったように思います。
ただ、ちょっとでも試してもらわなければ、ダウンロードには至らないわけで、もっと違ったアイデアが必要なのかもしれません。

流れ的にはeスポーツがキーを握ることになるでしょう。来年は、海外のメーカーも含め、eスポーツの大会が乱立。賞金も高騰。特に中国からの出展がさらに増えそうな予感です。嬉しいような、悲しいような。
ユーチューバーからプロゲーマーに。若い世代の興味は移っていくのかもしれません。

 

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